ショックと不正出血

お久しぶりの方からのご連絡。
不正出血があるので体を診て欲しいとのご依頼です。

不正出血というのは骨盤異常で起こります。
何件も見た事がありますが、骨盤の動きが出ない事が皆さん問題になっていて
骨盤が開きすぎて動かなくなっていたり、逆に閉じすぎて動かなくなっている事が多いです。

どちらにしても骨盤が動くようにしてあげると止まります。
以前は1日に300ccも出てしまう方がいて、
病院で処方されたお薬や鉄剤は後々、体に血栓を作ってしまうということで飲みたくないと。

こちらもドギマギしてしまいましたが、足の親指から繋がる脾経のツボを丁寧に緩めることで、
その日から50ccに減り、出血は止まったとご連絡を頂いた事があります。
本当にホッとしたのをよく覚えています。

今回の不正出血はまた違う止め方をしたのですが、体を見ていると何かショックな事があったなと。
下腹部を中心として、その繋がっている肩や腕、を丁寧に緩めると、出血が止まったと
次週にお越しになった時に、報告してくれました。

とても元気になりました!!と。
こんな報告は一番嬉しい。
体をみると骨盤の弾力が出ていた。これでホッと安心。

施術中に何かショックな事があったんですか?と聞いてみると、「そうなんです。」と。
それで落ち着きましたよね?「そうなんです。」と
解決したのならそれ以上は深くは聞きませんが、もう大丈夫そうですね!と言いました。

最近は子宮筋腫や子宮線筋症が多くなっているんじゃないかと思います。
これらは手首が調整の要になりますが、もっと見ていくと足の親指の力が抜けていることが遠因になっています。

足の親指は生殖器から頭の働きにまで繋がる、生命の中心ラインです。
体の使い方を変えて、親指中心に何か掴む、逆に反らせる運動をすることが必要です。

鼻緒のある履き物、雪駄や下駄なんかは勝手に親指に意識がいくのでとてもいいですね。
今は失くなりかけている日本文化は着物、履き物、食、生活様式と優れたものが多いと本当に思います。
僕も普段から和服を取り入れたいと思案中!

この記事を書いた人

naofumi-igarashi