めまい吐き気頭痛

40代後半女性、めまい、吐き気、頭痛があるという。
めまいで立ってられない。目を瞑ってもぐらぐらする。その上、吐き気と頭痛で限界。

体を見てみると背中が全体的に硬い。首もカチカチになっている。骨盤は後傾して開きすぎて動きが出ない。
めまい、吐き気、頭痛というのは上部頸椎の歪みで起こる症状です。

ただこのカチカチの背中の状態で首を緩めるのは無理があるし、無理矢理やってしまうと翌日に痛みが出ることもある。

ですのでポイントになるところを探していくと、頸椎３、４番、胸椎４、５、６番、腰椎１、５番、腰椎3番飛び出し。

上部頚椎が歪む原因にアプローチ

聞いてみると朝の起きがけに腰痛になることがあるというので、腰椎1番の調整と骨盤調整。
朝の腰痛は腰が問題で、眠りが浅いと出やすいのだ。

経絡でいうと足の脾経の反応が強く、どうも過労からのストレスを甘いものを食べて発散していたようだ。ストレスがある時に甘いものを食べるとホッとするけれど、過ぎるとさらに体調を崩してしまう。

よくあるけれど気をつけた方がいい。それを伝えるのは心苦しいですが。。

胸椎４、５、６で心因の体の硬直をとって、足、腹部の脾経で上に上がりすぎた氣を下に下げて、脾経の働きを通した。

１、２分ほど時間を置くと全身が整い出し、首は柔らかくなってきます。少し残った、頚椎を調整して終わり。

目を瞑るとめまいでグラグラしてたのが、無くなったと喜んで頂きまし。やっと息が吸える、体がほっっとしてるのを感じる。との事。

ストレスがストレスを生んでしまう事も

ストレスと甘いものはよくあるけど、他に代替となる発散方法が必要な人は多い。ストレス発散方法が元気には必要ですね。

どうしても甘いものが欲しくなる時は、生ハチミツやカカオ80％ぐらいのチョコがオススメ。

最後に残るのは下腹部の硬さで、これが解消されると、繰り返しはなくなるし、本当の意味で整ってくる。

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